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20代後半独身男。軽いうつ病&SADによる休養を終えて無事に転職成功。その後の生活+愛犬「あんこ」の話。
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本日はうちの部長は有給で休みで、他のほとんどの管理職は出張。
営業マンも出払っているので、会社にいるのは全員事務員。

何だか空気がとても軽く感じる。
彼等がいないだけでこんなにも雰囲気が変わるものなのだと驚く。

しかも、緊張感がなくなると、もう勝手にグータラモードが全開になる。
もう眠くて眠くて仕事もはかどらない。
こんなんでは社会人として失格だと思いながらも・・・。
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今日の午前中は部長と2人で銀行ほか外回りへ。
数億円もの手形をカバンに入れ、ビクビクしながら部長のあとへ付いていく。
もし盗まれても、宛名人ではない人間は悪用できないんだけど・・・。

所用は思っていたよりも早く終わる。
「このまま帰るのも何だかなぁ~。」と部長。
そして言われるがままに喫茶店へ・・・30分ほど他の社員の話などしながらお茶とケーキをご馳走になる。

喫茶店を出て車を出すと、「まだ予定より帰るの早いよなぁ~。」と部長。
そのまま部長お勧めの定食屋へ・・・その店ご自慢の海鮮丼を御馳走になる。
親会社から来る客の接待などにも使う店で、新鮮かつボリューム満タンの割りにお手ごろな価格といい所を教えてもらった。

会社に帰ったのはちょうど正午。
昼休みが始まるのだが、部長曰く、「君も休んでいいから~。」
・・・新入社員を甘やかし過ぎです、部長。
今日は仕事でケアレスミスを多発。
前職でもやっていた社会保険加入(しかも自分の分)の簡単な書類の記入を間違ったり、記入した書類の漢字が間違っていたりと・・・。
しかも、部長が全く怒らないので、かえって申し訳ない。

また、本日から自主的に電話に出ることにした。
一つの電話機で複数の部署にかかってくる電話を取れるのだが、会社関係は楽で、お客さんの対応は非常に難しかった。
口を挟む間もなく言うことだけいって切られたり、製品に関する説明を求められたり、苦情だったりと・・・。
しかも、担当部署に繋がなければならないのに、どこにつなげればいいのか自分自身もわからない。
結局、周囲の人に聞いて助けてもらう。

ただ、電話を自主的に取り始めたことで、他の社員さんの僕を見る雰囲気がちょっと変わったように感じた。
プラス印象に・・・気のせいかもしれないけど。

明日は部長と2人で銀行を含め所用で一日中外出。
お昼も部長がおごってくれるとのことだし、この1週間ずっと事務作業だったので気分転換にもなりそうで楽しみだ。
仕事が終わってから「あんこ」を病院へ連れて行く。
また、右前足の引きずるようになった。

1週間前に連れて行った際、処方してもらった薬で治らなかった場合、レントゲンを撮ってさらに精密な検査をすることになっていたからだ。

18時半に最初の診察してもらい、レントゲンを撮って1時間半待たされてから結果を伝えられた。

肩甲骨の欠損・・・それが「あんこ」が足を引きずる原因。
先天性の場合もあるが、幼児期に激しく遊びすぎたことでなることもあるらしい。
幼児期は普通に歩いていたから、遊ばせ過ぎたのかもしれない。

重要な治療方法だが、散歩は極力控え、ビタミン剤とグルコサミンのサプリメントを摂らせることで軟骨の形成を促進させて、欠損部分が再生される可能性を試す方法を勧められた。
外科手術でもどうしようもないし、それ以外に方法はないらしい。
何か運頼りっぽくて納得しきれない処方。

ショックでボーっとしながら聞いていたが、もしかしたら次第に痛みに慣れて、問題なく歩行するようになることがあるそうだ。

一生、足を引きずって生きていくことになるのかな・・・なぁ、「あんこ」・・・。
今日で入社から3日目。

昨日は伝票の入力や全社員の5月分の勤務データと届出書の照合など、比較的簡単な業務をさせてもらっていたが、本日は違った。
受取手形の銀行取立事前処理。

各営業所から送られてきた200枚ちかく(1ヵ月分)の手形をチェックし、伝票入力し、EXCELで作成した月別集計表とPCデータと照合。
その後も現物が本当にその金額があるか手形を全て集計したり、決算期日順に並び替えたりと次第に何をやっているのかわからなくなってくる。
手形処理がこんなに手がかかるとは思ってもいなかった。

しかも、扱っている額が数億円ときたもんだ。
ただの紙なのに、中には一枚3000万円なんてのもあり、少し触るだけでも緊張が走る。
社内でありながらも、手形の入ったバックを抱きかかえてしまう臆病な自分。

1日かかっても処理が終わなかった。
明日も手形業務が続く・・・。
新たな職場に1日だけ出勤して土日の連休に突入。

思っていたよりもすんなり初日を過ごしたにもかからわず、精神的にはやはり気を張っていたのか、この2日間ずっと眠くてたまらず、ほとんどベッドの中で過ごす。

ちなみに、明日は出勤したくないという気持ちはない。
ただ、疲れただけ。
何か、自分が前向きなのが嬉しい。
入社初日。
家族と泣き叫ぶ愛犬「あんこ」に見守られながら車で出勤・・・おまえは一体何歳だ?

会社に着くと、車の置き場所がわからず、近くにいた社員さんに挨拶をして聞く。
敷地が広いのでどこでもいいらしい。

会社に入ると、応接室に通される。
そうすると、他に2人、新入社員がいた。
ただ、こちらは今年の4月に入社し、2ヵ月本社で研修を受けたいわばエリート組・・・ちょっとだけジェラシーが・・・。

始業時間になると社員全員が会議室に集まり、四半期の経営成績報告&我ら3人の紹介が行われれた。
かなり緊張はしていたがSADの症状は現れず、一番最初に紹介されたにもかかわらず、まともに自己紹介ができた。
ブラボー!!

その後、他の2人は他県の営業所に配属されるとのことでそれぞれの担当社員に連れられて去っていった。
僕は部長に連れられ社内を案内され、自分のロッカーを決めてもらい、制服(ジャンバー)を支給された。

そして、昼前にはもう仕事が開始される。
何をしているのかよく分からないまま、PCにデータを入力。
午後になると、今日は棚卸の日とのことで、部長に連れられ営業部員に混じってその様子を見学した。
経理兼総務なので棚卸の意味は知ってはいたが、実際に見るのは初めて。
ただ、営業部員の方達、この作業が好きではないらしく結構適当。
横で部長が1人ハッパをかけているのが、見ていて楽しかった。

僕の直属の上司である部長、何故かとても僕に対して優しい。
話を聞くと、最終的に社員選考で僕を選んだのもこの部長とのこと。
理由を聞いたが、詳しくは言ってくれなかった。

さらに、気になる待遇についても本日明らかになった。
地方の事務職にしてはかなりの好条件。
普通の社会保険+厚生年金基金+財形にも加入している。
前職に比べ、年収が100万円以上もUPした。
もちろん、退職金もある。
しかも、完全週休二日制で年間休日数は120日以上かつ、有給休暇も確実にある。
残業はほとんどないし、自宅も車で5分圏内。

何だか自分の願望通りの会社に入ってしまったこと自体が未だに信じられない。
自分の努力の成果なのか、縁なのだろうか?
あんなに漠然としていた自分の世界が、実体を持って急に構築され始められた感じ。

試用期間であることを忘れず、自分を選んだくれた部長のためにも早く仕事を覚えるように努力しなくてはと改めて思った。
明日から新しい職場。
緊張と期待とで胸の中がいっぱい。

仕事を覚えるためのノートやスケジュールノートを買いに行き、本日届いた誓約書と身元保証人の書類を記入していると、何故か不安の方が強くなってくる。

また、面接結果の出ていない14社目に選考辞退の電話をかける。
これでもう後戻りはできない。
ちゃんとした会社であるようにと願うばかり。
一般常識試験の際に出た作文問題に利用した以前作った作文

題「私の職業観」

「私の職業観」、それは、数多くある職業のいずれかで「プロフェッショナル」と呼ばれる人間になること。
私の中での「プロフェッショナル」とは、自分がプロであるという自覚を持ち、その自覚だけでなくてプロであり続けるための努力をし、結果を求められる仕事に対してきちんと責任を背負っていけるということ、それがプロであると思う。

私は事務員という道を選択したが、残念ながら、まだプロと呼ばれるには経験、知識共にまだ足らない。
また、壁にぶち当たる度に自分の非力さに自信を無くすことも多々ある。
しかし、最近、こんなとあるTV番組でこんな言葉を耳にした。
「一歩目は小さくてもいい。」。
いつも早急に結果を求める私はハッとさせられた。
救われたと言った方が当てはまるかもしれない。

小さくても着実に一歩一歩前に進み、自分が信じていることに忠実に、そして自信をもって仕事をしていける、これもプロフェッショナルへの道の一つだと考えるようになった。
そしてこの言葉は、今の転職活動をしている私を支えてくれている。
15社目の機械卸売業の会社の面接&試験に行ってくる。

入ると2階の会議室に案内される。
並べられた机は4つ。
一つにはもう先に来ていた応募者が座っていた。

13時半には全員が集まり、これから適性検査、一般常識試験、面接を行いますとのこと。
・・・適正検査!!
そんなこと知らんぞ!!
適性検査なんかされたら、性格が暗いのとか、コミュニケーション能力の低さが丸分かり・・・ヤバイ。
ちなみに、面接官は社長(イキナリ!!)と総務部長の2人。

適性検査と一般常識試験は各20分ずつ。
適性検査は基本的には素直に答えていたが、ちょっと不安要素(コミュニケーション能力等)に当てはまりそうな質問は少し調整してやり過ごす。
一般常識はA4用紙の上半分が計算問題、下半分が作文で題は「今年になって気になった出来事」。
計算問題はとても簡単だったのですぐに終わり、作文も以前の転職活動で受けた会社の応募に必要だった作文を多少変更を加えて書き終えた。
一週間前から勉強していた事柄はまったく出題されなかった・・・。

それから応接室へ移動し、しばし休憩。
その後、1人ずつ先程の会議室に呼ばれ面接が始まる。
僕は2番目。
出されたコーヒーを飲みながら自分でも驚くほどリラックス状態。
他の人は貧乏ゆすりなど結構緊張しているみたいだった。

30分ほどして呼ばれる。
まず、自己紹介と自己PRをした後、学歴、前職での詳しい業務内容、両親の仕事などを話す。
今回、書類選考通過から面接まで時間があったので、今までよりその会社につて勉強していたこともあり、いつもにもまして話がすんなり進む。

ところが、突然社長がある書類を取り出し、「営業に異動になったらどうしますか?」、「人と話をするのは好きですか?」とかこちらが恐れていた部分の会話を話し始めた。
ぎこちなく答えながらも、その書類をじっと見つめる。
なんと、先程やった適性検査の結果らしいのだ。
それも手書きではなく、表や図、絵などがついた本格的な分析結果で・・・こんな短時間でどうやって作れるの?
これでオジャンだ・・・何て思っていれば、「君は総務などの管理的な職種に適正があるようだね。」と一言。
えっ、と驚く。
何故かって、それが僕の希望職種であり、この面接もその採用試験だから。
今までいろんな業界のこの職種に就くために転職活動を行ってきた。

その後、この会社の総務の実務について具体的に説明をされ、出来るそうかと質問を受けたが、どれも前職で経験済みなので、大丈夫だと答える。
そして、面接は終了。

家に帰るとドッと疲れがでてくる。
約2時間の試験と面接だったが、何か丸一日かかったようなダルさ。
ただ、気持ちは晴れ晴れとしていた。
思っていたより試験は出来たし、面接もなんとか無難にこなせたし。

そんな時、いきなり携帯が鳴り出す。
番号は知らない人。
出てみると、先程試験&面接にいった会社の総務部長。
そして、「今日はご苦労様でした。選考の結果、あなたに決まりました。」って・・・。
マジですか~!!
興奮してたので、何を話したのかよく覚えていないが、6/1から入社で8時15分までに会社に行くということだけはしっかり聞いた。

電話を切ってはしゃぐ自分。
隣の部屋にいた両親も喜んでいる。
苦節1年と8ヶ月。
いや、病気の治療に8ヶ月完全休業していたので、実質約1年。
やっと混迷していた生活から脱出することができた。
それも、今まで受けた15社中、待遇も、福利厚生も一番充実している会社に・・・。

家族に親戚、友人達にも心配かけたが、なんとか報いることができた。
後は前を向いてしっかり自分のやるべきことをやるだけ。
頑張るぞ、自分!!
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