20代後半独身男。軽いうつ病&SADによる休養を終えて無事に転職成功。その後の生活+愛犬「あんこ」の話。
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著者:児玉小枝
出版社:日本出版社
発行月日:2005年2月
価格:1200円
お勧め度:★★★★★(星5つが最高)
とても悲しい本。
動物収容所に収容された犬猫の命を絶たれる前の最後の姿を写している。
人間に捨てられたり、安易な出産をさせて持て余した子供を連れてくる人、重病で最期を看取るのが辛いと連れてくる無責任な人、みんな勝手な人間達の犠牲になった者達。
自分の運命を知っているかのような悲しいまなざしをしつつも、どこかで必ず主人が迎えに来てくれると信じているような姿を見ると、涙が溢れてきて仕方がない。
この本に載っている動物達はもうこの世には存在していない。
ペットブームの裏側に隠された闇の姿がまざまざとここに証明されている。
僕も半年前に犬を購入した人間。
このような施設から引き取れば、一匹でも救うことが出来たのだろうと心重くなる。
今の僕に出来ることは、自分の犬に対して最期まで責任を果たすということ。
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