20代後半独身男。軽いうつ病&SADによる休養を終えて無事に転職成功。その後の生活+愛犬「あんこ」の話。
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2006年 12月に読んだ書籍
※お勧め度:★(星5つが最高)
■恩田陸/蛇行する川のほとり★★★★
図書館で借りる。
美術部の女子高生達が文化祭のための作品を仕上げるために、合宿するという平凡なストーリーのはずが、途中サスペンス的な過程を経て、最後には「ドラマチック」な展開へと変貌。
内容を知らず、あまり期待せずに読んだのだが、意外に面白かった。
ただ、ちょっと少女ちっく調。
物語の各章の語り手がそれぞれ違う。
いつもながらに、各個性がはっきり描写されており、同じ著者が書いたと思わせない。
また、時々出てくる何気ない1、2行の文章が、いろいろなことを想像させられる。
恩田陸の想像力豊かなこういうところが好き。
■くらのかみ/小野不由美★★
図書館で借りる。
ちょっと大人向けの童話のような物語。結末からすると、単純な物語なのだが、結末までの過程が結構ダラダラと書かれている。
惰性でなんとか読み切った感じ。
「十二国記」シリーズが面白いだけに、これは意外だった。
■青木研次/独立少年合唱団★
この映画が外国で映画賞を取ったという記憶があったので、図書館で借り、期待して読んでみる。
親を亡くした少年が田舎の全寮制の学校へ転入し、そこの合唱団に入って不思議な少年と出会うという内容。
しかし、内容が薄いというか、物語にインパクトがなく、読み終わってもこれといって印象的なシーンが浮かんでこない。
物足らなかった。
■東野東吾/手紙★★★★★
映画は観ていないが、テレビCMで興味をそそられ久しぶりに文庫を購入し、読んでみる。
東野東吾、初読書作品。
序盤から終盤の初めまで物語が淡々と続き、あまりに波がないので期待外れかと思いきや、終盤の中ごろからズドンと高くて強い波がやってくる。
ラストには涙が溢れて止まらない。
お互いを思いやる素晴らしい兄弟なのにどうしてそうなってしまったのだろうと、切なくて仕方なくなる。
映画も早く観たいがきっと劇場でボロ泣きしてしまいそうなので、DVDが早く出てくれるのを切望。
■乙一/暗いところで待ち合わせ★★★★
同僚を殺した容疑者が盲目で一人暮らしの女性の家に住み着くというあらすじを読み、興味をそそられ珍しく文庫を購入。
オカルト系が苦手なので、乙一の初読書作品。
物語の結末には少し物足らなさが残るが、主人公の生き方に何となく自分と似たものを感じ、親近感を抱く。
泣きはしなかったが、思っていたよりも面白かった。
※お勧め度:★(星5つが最高)
■恩田陸/蛇行する川のほとり★★★★
図書館で借りる。
美術部の女子高生達が文化祭のための作品を仕上げるために、合宿するという平凡なストーリーのはずが、途中サスペンス的な過程を経て、最後には「ドラマチック」な展開へと変貌。
内容を知らず、あまり期待せずに読んだのだが、意外に面白かった。
ただ、ちょっと少女ちっく調。
物語の各章の語り手がそれぞれ違う。
いつもながらに、各個性がはっきり描写されており、同じ著者が書いたと思わせない。
また、時々出てくる何気ない1、2行の文章が、いろいろなことを想像させられる。
恩田陸の想像力豊かなこういうところが好き。
■くらのかみ/小野不由美★★
図書館で借りる。
ちょっと大人向けの童話のような物語。結末からすると、単純な物語なのだが、結末までの過程が結構ダラダラと書かれている。
惰性でなんとか読み切った感じ。
「十二国記」シリーズが面白いだけに、これは意外だった。
■青木研次/独立少年合唱団★
この映画が外国で映画賞を取ったという記憶があったので、図書館で借り、期待して読んでみる。
親を亡くした少年が田舎の全寮制の学校へ転入し、そこの合唱団に入って不思議な少年と出会うという内容。
しかし、内容が薄いというか、物語にインパクトがなく、読み終わってもこれといって印象的なシーンが浮かんでこない。
物足らなかった。
■東野東吾/手紙★★★★★
映画は観ていないが、テレビCMで興味をそそられ久しぶりに文庫を購入し、読んでみる。
東野東吾、初読書作品。
序盤から終盤の初めまで物語が淡々と続き、あまりに波がないので期待外れかと思いきや、終盤の中ごろからズドンと高くて強い波がやってくる。
ラストには涙が溢れて止まらない。
お互いを思いやる素晴らしい兄弟なのにどうしてそうなってしまったのだろうと、切なくて仕方なくなる。
映画も早く観たいがきっと劇場でボロ泣きしてしまいそうなので、DVDが早く出てくれるのを切望。
■乙一/暗いところで待ち合わせ★★★★
同僚を殺した容疑者が盲目で一人暮らしの女性の家に住み着くというあらすじを読み、興味をそそられ珍しく文庫を購入。
オカルト系が苦手なので、乙一の初読書作品。
物語の結末には少し物足らなさが残るが、主人公の生き方に何となく自分と似たものを感じ、親近感を抱く。
泣きはしなかったが、思っていたよりも面白かった。
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