20代後半独身男。軽いうつ病&SADによる休養を終えて無事に転職成功。その後の生活+愛犬「あんこ」の話。
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※お勧め度:★(星5つが最高)
■アネ・ホルム/アイ・アム・デビッド ★★
第二次世界大戦後の共産主義国家の政治犯強制収容所から十二歳の少年が、離れ離れになった母さんを捜すため、脱獄し1人旅をする物語。
映画化された方を先に観て、非常に良かったので原作本も読んでみたいと思い図書館で借りる。
概ね映画とあらすじは同じなのだが、これは必要なのかなと思わせる描写が多く、所々で物語の盛り上りを邪魔するところに不快感が残る。
僕的には映画の方がお勧め。
■恩田陸/禁じられた楽園 ★★
1人の天才青年を巡り、2人の男女が不可解な出来事に巻き込まれていく物語。
図書館の本なのであらすじが分からず、内容を良く知らずに借りる。
序盤、人間関係の複雑な絡み方からこれは面白いかもしれないと期待させつつも、最後はアニメチックな非現実的な終わり方に落胆。
■浅田次郎/メトロに乗って ★★★
主人公が地下鉄駅の階段を上がる度に昔へとタイムスリップし、厳格な父に反発し自殺した兄、さらに戦地へ出征する父を目撃し、その2人と関わりながら自分が知らなかった事実を知っていく。
読みたいと思いつつもいつも図書館で貸し出し中でやっと読むことが出来た。
物語の雰囲気的には、郷愁感漂い、人情厚く、浅田さんらしい泣かせ系の作風。
ただ、主人公がいまいち好きなれず、また、終盤の展開にも序盤、中盤の盛り上りを打ち消す軽い内容に・・・。
■ジャン・ジオノ/屋根の上の軽騎兵 ★★★
1830年代、プロヴァンスを舞台に繰り広げられる軽騎兵アンジェロの愛と冒険の物語。
これは1年前に自分で買った本で、やっと読み終える。
一ページ、一ページにびっしりと人間描写、舞台背景、自然風景やらが書かれており、進むのに一苦労。
重要な主人公の行動よりも、それ以外の描写の方がはるかに多く、主人公が一体今は何をしているのか分からなくなってくるほど。
ただ、その描写はとても美しく、よくこれ程多種多様な表現が出てくるものだと驚くほど。
この作品を要約したのが映画化された「プロヴァンスの恋」。
読む前に、予めこちらを観た方が物語がわかると思う。
この映画も大変素晴らしく、あまり名が知られていないのが惜しい。
また、この作者は有名な「木を植えた男」の著者でもある。
こちらの方が簡素な文章ながらも、「人生とは何か?」を考えさせられる非常に重みのある作品である。
ちなみに、僕はこの本も所有済み。
■アネ・ホルム/アイ・アム・デビッド ★★
第二次世界大戦後の共産主義国家の政治犯強制収容所から十二歳の少年が、離れ離れになった母さんを捜すため、脱獄し1人旅をする物語。
映画化された方を先に観て、非常に良かったので原作本も読んでみたいと思い図書館で借りる。
概ね映画とあらすじは同じなのだが、これは必要なのかなと思わせる描写が多く、所々で物語の盛り上りを邪魔するところに不快感が残る。
僕的には映画の方がお勧め。
■恩田陸/禁じられた楽園 ★★
1人の天才青年を巡り、2人の男女が不可解な出来事に巻き込まれていく物語。
図書館の本なのであらすじが分からず、内容を良く知らずに借りる。
序盤、人間関係の複雑な絡み方からこれは面白いかもしれないと期待させつつも、最後はアニメチックな非現実的な終わり方に落胆。
■浅田次郎/メトロに乗って ★★★
主人公が地下鉄駅の階段を上がる度に昔へとタイムスリップし、厳格な父に反発し自殺した兄、さらに戦地へ出征する父を目撃し、その2人と関わりながら自分が知らなかった事実を知っていく。
読みたいと思いつつもいつも図書館で貸し出し中でやっと読むことが出来た。
物語の雰囲気的には、郷愁感漂い、人情厚く、浅田さんらしい泣かせ系の作風。
ただ、主人公がいまいち好きなれず、また、終盤の展開にも序盤、中盤の盛り上りを打ち消す軽い内容に・・・。
■ジャン・ジオノ/屋根の上の軽騎兵 ★★★
1830年代、プロヴァンスを舞台に繰り広げられる軽騎兵アンジェロの愛と冒険の物語。
これは1年前に自分で買った本で、やっと読み終える。
一ページ、一ページにびっしりと人間描写、舞台背景、自然風景やらが書かれており、進むのに一苦労。
重要な主人公の行動よりも、それ以外の描写の方がはるかに多く、主人公が一体今は何をしているのか分からなくなってくるほど。
ただ、その描写はとても美しく、よくこれ程多種多様な表現が出てくるものだと驚くほど。
この作品を要約したのが映画化された「プロヴァンスの恋」。
読む前に、予めこちらを観た方が物語がわかると思う。
この映画も大変素晴らしく、あまり名が知られていないのが惜しい。
また、この作者は有名な「木を植えた男」の著者でもある。
こちらの方が簡素な文章ながらも、「人生とは何か?」を考えさせられる非常に重みのある作品である。
ちなみに、僕はこの本も所有済み。
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2006年 12月に読んだ書籍
※お勧め度:★(星5つが最高)
■恩田陸/蛇行する川のほとり★★★★
図書館で借りる。
美術部の女子高生達が文化祭のための作品を仕上げるために、合宿するという平凡なストーリーのはずが、途中サスペンス的な過程を経て、最後には「ドラマチック」な展開へと変貌。
内容を知らず、あまり期待せずに読んだのだが、意外に面白かった。
ただ、ちょっと少女ちっく調。
物語の各章の語り手がそれぞれ違う。
いつもながらに、各個性がはっきり描写されており、同じ著者が書いたと思わせない。
また、時々出てくる何気ない1、2行の文章が、いろいろなことを想像させられる。
恩田陸の想像力豊かなこういうところが好き。
■くらのかみ/小野不由美★★
図書館で借りる。
ちょっと大人向けの童話のような物語。結末からすると、単純な物語なのだが、結末までの過程が結構ダラダラと書かれている。
惰性でなんとか読み切った感じ。
「十二国記」シリーズが面白いだけに、これは意外だった。
■青木研次/独立少年合唱団★
この映画が外国で映画賞を取ったという記憶があったので、図書館で借り、期待して読んでみる。
親を亡くした少年が田舎の全寮制の学校へ転入し、そこの合唱団に入って不思議な少年と出会うという内容。
しかし、内容が薄いというか、物語にインパクトがなく、読み終わってもこれといって印象的なシーンが浮かんでこない。
物足らなかった。
■東野東吾/手紙★★★★★
映画は観ていないが、テレビCMで興味をそそられ久しぶりに文庫を購入し、読んでみる。
東野東吾、初読書作品。
序盤から終盤の初めまで物語が淡々と続き、あまりに波がないので期待外れかと思いきや、終盤の中ごろからズドンと高くて強い波がやってくる。
ラストには涙が溢れて止まらない。
お互いを思いやる素晴らしい兄弟なのにどうしてそうなってしまったのだろうと、切なくて仕方なくなる。
映画も早く観たいがきっと劇場でボロ泣きしてしまいそうなので、DVDが早く出てくれるのを切望。
■乙一/暗いところで待ち合わせ★★★★
同僚を殺した容疑者が盲目で一人暮らしの女性の家に住み着くというあらすじを読み、興味をそそられ珍しく文庫を購入。
オカルト系が苦手なので、乙一の初読書作品。
物語の結末には少し物足らなさが残るが、主人公の生き方に何となく自分と似たものを感じ、親近感を抱く。
泣きはしなかったが、思っていたよりも面白かった。
※お勧め度:★(星5つが最高)
■恩田陸/蛇行する川のほとり★★★★
図書館で借りる。
美術部の女子高生達が文化祭のための作品を仕上げるために、合宿するという平凡なストーリーのはずが、途中サスペンス的な過程を経て、最後には「ドラマチック」な展開へと変貌。
内容を知らず、あまり期待せずに読んだのだが、意外に面白かった。
ただ、ちょっと少女ちっく調。
物語の各章の語り手がそれぞれ違う。
いつもながらに、各個性がはっきり描写されており、同じ著者が書いたと思わせない。
また、時々出てくる何気ない1、2行の文章が、いろいろなことを想像させられる。
恩田陸の想像力豊かなこういうところが好き。
■くらのかみ/小野不由美★★
図書館で借りる。
ちょっと大人向けの童話のような物語。結末からすると、単純な物語なのだが、結末までの過程が結構ダラダラと書かれている。
惰性でなんとか読み切った感じ。
「十二国記」シリーズが面白いだけに、これは意外だった。
■青木研次/独立少年合唱団★
この映画が外国で映画賞を取ったという記憶があったので、図書館で借り、期待して読んでみる。
親を亡くした少年が田舎の全寮制の学校へ転入し、そこの合唱団に入って不思議な少年と出会うという内容。
しかし、内容が薄いというか、物語にインパクトがなく、読み終わってもこれといって印象的なシーンが浮かんでこない。
物足らなかった。
■東野東吾/手紙★★★★★
映画は観ていないが、テレビCMで興味をそそられ久しぶりに文庫を購入し、読んでみる。
東野東吾、初読書作品。
序盤から終盤の初めまで物語が淡々と続き、あまりに波がないので期待外れかと思いきや、終盤の中ごろからズドンと高くて強い波がやってくる。
ラストには涙が溢れて止まらない。
お互いを思いやる素晴らしい兄弟なのにどうしてそうなってしまったのだろうと、切なくて仕方なくなる。
映画も早く観たいがきっと劇場でボロ泣きしてしまいそうなので、DVDが早く出てくれるのを切望。
■乙一/暗いところで待ち合わせ★★★★
同僚を殺した容疑者が盲目で一人暮らしの女性の家に住み着くというあらすじを読み、興味をそそられ珍しく文庫を購入。
オカルト系が苦手なので、乙一の初読書作品。
物語の結末には少し物足らなさが残るが、主人公の生き方に何となく自分と似たものを感じ、親近感を抱く。
泣きはしなかったが、思っていたよりも面白かった。
著者:児玉小枝
出版社:日本出版社
発行月日:2005年2月
価格:1200円
お勧め度:★★★★★(星5つが最高)
とても悲しい本。
動物収容所に収容された犬猫の命を絶たれる前の最後の姿を写している。
人間に捨てられたり、安易な出産をさせて持て余した子供を連れてくる人、重病で最期を看取るのが辛いと連れてくる無責任な人、みんな勝手な人間達の犠牲になった者達。
自分の運命を知っているかのような悲しいまなざしをしつつも、どこかで必ず主人が迎えに来てくれると信じているような姿を見ると、涙が溢れてきて仕方がない。
この本に載っている動物達はもうこの世には存在していない。
ペットブームの裏側に隠された闇の姿がまざまざとここに証明されている。
僕も半年前に犬を購入した人間。
このような施設から引き取れば、一匹でも救うことが出来たのだろうと心重くなる。
今の僕に出来ることは、自分の犬に対して最期まで責任を果たすということ。
2006年11月に読んだ書籍
※お勧め度:★(星5つが最高)
■恩田陸/ネクロポリス(上下) ★★
物語の舞台設定に抵抗感を感じ、イマイチ物語に入り込めなかった。
■恩田陸/ユージニア ★★★
各章ごとに語り手が異なる形式で物語が進むのだが、同じ著者が書いているのか驚くほど語り方が違う。
面白かったが、結末にちょっと違和感が・・・。
■恩田陸/麦の海に沈む果実 ★★★★★
人気NO.1作品らしいいが始めて読む。
しかも、続編の「黄昏の百合の骨」から先に読んでしまう始末。
ミステリアスな学園内で起こる様々な出来事に緊張感が含まれ、みるみる物語りに引き込まれていく。
登場人物も各人魅力的で、読み応えのある作品だった。
■恩田陸/エンド・ゲーム 常野物語 ★★★
「 常野物語」シリーズとのことで期待していた割には、物語にイマイチ感が残る。
「光の帝国」を初めて読んだ時と同じような衝撃はなかった。
■恩田陸/蒲公英草紙―常野物語 ★★★★
「常野物語」シリーズの2作目。
期待していたSFちっくな内容ではなかったが、語り部が老女のためか、柔らかく、温かい雰囲気が感じられ「エンド・ゲーム」よりは楽しめた。
ただ、物語的には少し単調かもしれない。
■恩田陸/黄昏の百合の骨 ★★★★
「麦の海に沈む果実」の続編。
知らず先にこちらから読んでしまう。
サスペンス調でなかなか面白かったが、前作を読んでみると、主人公の能力が低下している点が気になった。
前作のラストではあれほど凄い人物であると豪語していたはずあのに・・・。
■宮部みゆき/ぼんくら ★★★★
宮部みゆきの時代劇もの。
物語よりも、登場人物たちの魅力と、江戸の生活感溢れる雰囲気が好き。
主人公を差し置いて、美少年の甥が活躍し過ぎる点はあまり好きではない。
■宮部みゆき/日暮らし(上下) ★★★★★
「ぼんくら」の続編。
前作同様に、江戸情緒溢れる中で繰り広げられる人情劇が面白い。
ただ、また今度も美少年の甥ばかり活躍するのが気に入らない。
宮部みゆきは美少年と天才の組み合わせがほんと好きだね・・・。
■宮部みゆき/天狗風―霊験お初捕物控 ★★★
時代劇+霊的SFのミックスもの。
嫌いではないけれど、時代劇に特化している訳でもなく、SFちっく過ぎる訳でもなく物語が中途半端かなと思える。
■CLANP/×××HoLic 1~9巻 ★★★★★
夜中に放送していたアニメを観てハマル。
登場人物が語るちょっとした言葉にハッとさせられる。
人間として大切なことを気付かせてくれる作品。
※お勧め度:★(星5つが最高)
■恩田陸/ネクロポリス(上下) ★★
物語の舞台設定に抵抗感を感じ、イマイチ物語に入り込めなかった。
■恩田陸/ユージニア ★★★
各章ごとに語り手が異なる形式で物語が進むのだが、同じ著者が書いているのか驚くほど語り方が違う。
面白かったが、結末にちょっと違和感が・・・。
■恩田陸/麦の海に沈む果実 ★★★★★
人気NO.1作品らしいいが始めて読む。
しかも、続編の「黄昏の百合の骨」から先に読んでしまう始末。
ミステリアスな学園内で起こる様々な出来事に緊張感が含まれ、みるみる物語りに引き込まれていく。
登場人物も各人魅力的で、読み応えのある作品だった。
■恩田陸/エンド・ゲーム 常野物語 ★★★
「 常野物語」シリーズとのことで期待していた割には、物語にイマイチ感が残る。
「光の帝国」を初めて読んだ時と同じような衝撃はなかった。
■恩田陸/蒲公英草紙―常野物語 ★★★★
「常野物語」シリーズの2作目。
期待していたSFちっくな内容ではなかったが、語り部が老女のためか、柔らかく、温かい雰囲気が感じられ「エンド・ゲーム」よりは楽しめた。
ただ、物語的には少し単調かもしれない。
■恩田陸/黄昏の百合の骨 ★★★★
「麦の海に沈む果実」の続編。
知らず先にこちらから読んでしまう。
サスペンス調でなかなか面白かったが、前作を読んでみると、主人公の能力が低下している点が気になった。
前作のラストではあれほど凄い人物であると豪語していたはずあのに・・・。
■宮部みゆき/ぼんくら ★★★★
宮部みゆきの時代劇もの。
物語よりも、登場人物たちの魅力と、江戸の生活感溢れる雰囲気が好き。
主人公を差し置いて、美少年の甥が活躍し過ぎる点はあまり好きではない。
■宮部みゆき/日暮らし(上下) ★★★★★
「ぼんくら」の続編。
前作同様に、江戸情緒溢れる中で繰り広げられる人情劇が面白い。
ただ、また今度も美少年の甥ばかり活躍するのが気に入らない。
宮部みゆきは美少年と天才の組み合わせがほんと好きだね・・・。
■宮部みゆき/天狗風―霊験お初捕物控 ★★★
時代劇+霊的SFのミックスもの。
嫌いではないけれど、時代劇に特化している訳でもなく、SFちっく過ぎる訳でもなく物語が中途半端かなと思える。
■CLANP/×××HoLic 1~9巻 ★★★★★
夜中に放送していたアニメを観てハマル。
登場人物が語るちょっとした言葉にハッとさせられる。
人間として大切なことを気付かせてくれる作品。
僕の趣味は読書で主に小説を好む。
好きな作家は、宮部みゆき、加納朋子、福井晴敏、浅田次郎、恩田陸etc...。
好きな場所も、図書館と本屋。
しかし、最近、読書をしたくてもなかなか集中できない。
図書館に行って借りてはくるものの、なかなか手に取れず、結局、返却期限が来てしまう。
本屋に行っても、同様。
目の前には読みたいと思う本がたくさんあるのに、いざ手にするとなんとなく読みきれないと思ってしまう。
本を読むって行動は、受動的で簡単な作業に見えるが、大作であればあるほど結構エネルギーを必要とする・・・僕の場合。
面白ければ面白いほど、入り込めば入り込むほど感情を消費するとえばいいのか、心が激しく動かされてしまう。
そして、本の中身と現実のギャップに虚しくなったりすることも少々。
今の僕にはそれほどのエネルギーがまだたまっていないのか、ちょっと無理。
図書館で借りてくるのは、いつも雑学本だったり、犬の飼い方の本。
ただ、最近、何気に手にして興味を持った本があった。
五木寛之著 「夜明けを待ちながら」
「大河の一滴」を書いた結構有名な作家さんなんだが、守備範囲の狭い僕は全然知らなかった。
なんとなく、題名に惹きつけられ、少し読んでみるとグイグイと引き込まれてしまった。
今の僕が考えている事柄の、答えの一端が書いてあったから。
ふ~ん、そういう考えもあるのかと感心してしまった。
それに、文章が柔らかく、表現も人間味に溢れている。
もう少し、この方の著作を読んでみようと思った。
好きな作家は、宮部みゆき、加納朋子、福井晴敏、浅田次郎、恩田陸etc...。
好きな場所も、図書館と本屋。
しかし、最近、読書をしたくてもなかなか集中できない。
図書館に行って借りてはくるものの、なかなか手に取れず、結局、返却期限が来てしまう。
本屋に行っても、同様。
目の前には読みたいと思う本がたくさんあるのに、いざ手にするとなんとなく読みきれないと思ってしまう。
本を読むって行動は、受動的で簡単な作業に見えるが、大作であればあるほど結構エネルギーを必要とする・・・僕の場合。
面白ければ面白いほど、入り込めば入り込むほど感情を消費するとえばいいのか、心が激しく動かされてしまう。
そして、本の中身と現実のギャップに虚しくなったりすることも少々。
今の僕にはそれほどのエネルギーがまだたまっていないのか、ちょっと無理。
図書館で借りてくるのは、いつも雑学本だったり、犬の飼い方の本。
ただ、最近、何気に手にして興味を持った本があった。
五木寛之著 「夜明けを待ちながら」
「大河の一滴」を書いた結構有名な作家さんなんだが、守備範囲の狭い僕は全然知らなかった。
なんとなく、題名に惹きつけられ、少し読んでみるとグイグイと引き込まれてしまった。
今の僕が考えている事柄の、答えの一端が書いてあったから。
ふ~ん、そういう考えもあるのかと感心してしまった。
それに、文章が柔らかく、表現も人間味に溢れている。
もう少し、この方の著作を読んでみようと思った。
ハローワークの帰りに図書館に寄る。
しかし、借りたい本は貸し出し中。
予約すればいいのだが、せっかちなので待つことが嫌い。
よって、他の図書館に貸し出されていない本があれば、多少遠くても、そこに出かけて借りてくる。
それで、今日は広瀬図書館まで行ってきた。
車を使ったが、それでも結構遠かった。
広瀬図書館は、今回が初めて。
他の図書館に比べ、比較的利用者が少ない気がするが、その分静かで落ち着いた雰囲気。
職員も、他の図書館より愛想が良かった。
どの図書館に行ってもいつも思うのは、図書館職員の感じの悪さ。
いつもブスっとした表情で、質問などした時にゃ~あまりの対応の冷たさに、はらわたが煮えくりがえる・・・まではいかないまでも、憮然とさせられる。
サービス業なんだから、もう少し笑顔作ってくれ。
市の図書館は、館内の端末を使えば探している本の貸し出し状況が分かる上に、返却する図書館はどこでもOK。
実に便利。
図書館HPでも同様の機能を付けてくれれば、更に便利なのだが・・・。
本繋がりで、もう一つ。
本屋に行くのが好きだ。
特の読みたいものがなくても、ブラブラしているだけで楽しいし、何か落ち着く。
行く度に、作者名があ行の棚から長い時間をかけて好みの本を探す。
宝探しをしているようで、毎回のひそかな楽しみとなっている。
最近は特に、書店が大型化しているので、迷路のような店内がこれまた面白い。
ちなみに、好きな作家は、宮部みゆき、加納朋子、福井敏晴、浅田次郎、恩田陸が中心だが、基本的にはジャンルにこだわらず、面白ければなんでも読む。
★今日の我が家のひとコマ★
母親にデジカメの使い方をレクチャー中、「シャッターボタンを下に押すだけだよ。」って言ったら、デジカメを下に置いた・・・。
その後、母親は一人でバカ笑い。
・・・やっぱりオカシイ。
しかし、借りたい本は貸し出し中。
予約すればいいのだが、せっかちなので待つことが嫌い。
よって、他の図書館に貸し出されていない本があれば、多少遠くても、そこに出かけて借りてくる。
それで、今日は広瀬図書館まで行ってきた。
車を使ったが、それでも結構遠かった。
広瀬図書館は、今回が初めて。
他の図書館に比べ、比較的利用者が少ない気がするが、その分静かで落ち着いた雰囲気。
職員も、他の図書館より愛想が良かった。
どの図書館に行ってもいつも思うのは、図書館職員の感じの悪さ。
いつもブスっとした表情で、質問などした時にゃ~あまりの対応の冷たさに、はらわたが煮えくりがえる・・・まではいかないまでも、憮然とさせられる。
サービス業なんだから、もう少し笑顔作ってくれ。
市の図書館は、館内の端末を使えば探している本の貸し出し状況が分かる上に、返却する図書館はどこでもOK。
実に便利。
図書館HPでも同様の機能を付けてくれれば、更に便利なのだが・・・。
本繋がりで、もう一つ。
本屋に行くのが好きだ。
特の読みたいものがなくても、ブラブラしているだけで楽しいし、何か落ち着く。
行く度に、作者名があ行の棚から長い時間をかけて好みの本を探す。
宝探しをしているようで、毎回のひそかな楽しみとなっている。
最近は特に、書店が大型化しているので、迷路のような店内がこれまた面白い。
ちなみに、好きな作家は、宮部みゆき、加納朋子、福井敏晴、浅田次郎、恩田陸が中心だが、基本的にはジャンルにこだわらず、面白ければなんでも読む。
★今日の我が家のひとコマ★
母親にデジカメの使い方をレクチャー中、「シャッターボタンを下に押すだけだよ。」って言ったら、デジカメを下に置いた・・・。
その後、母親は一人でバカ笑い。
・・・やっぱりオカシイ。
著者:今森 光彦
出版社: 偕成社
出版:2006年4月
お勧め度:★★★★★(星5つが最高)
国内外で大反響を呼び、数々の賞を受賞した、2004年4月にNHKで放送されたNHKスペシャル「映像詩 里山 命めぐる水辺」の書籍版ともいうべきもの。
この番組は、滋賀県の琵琶湖西岸を舞台に、水と密接に生きる人の暮らしと生き物の世界を、美しい映像とともに紹介している。
僕は、この番組をリアルタイムで観た。
そして、人間と生き物が密に関わりながらも摩擦を生じることなく、互いの存在が居て当たり前のように暮らしている様子に、こんなにも美しい世界がある、しかも日本に存在していたことにひどくショックを受けたことを覚えている。
また、観ているだけで不思議と懐かしさがこみ上げる。
涙が目に滲み、周囲に生きる生物と共に、四季を感じながら、ゆっくりと流れる時間の中で暮らす人々がとても魅力的で、なんて贅沢な生活をしているのだろうと羨望の気持ちでいっぱいとなった。
本書は、番組の内容とほぼ同じ。
美しかった映像美をそのままに、絵本形式で漁師の老人を中心にその魅力的な生活を紹介している。
現代社会全体から見ても、この生活は守るに値する、日本の宝物だと感じるのは僕だけだろうか?
これを失った時、他の大切な何かまで同時に失うような気がする。
ちなみに、この番組のDVDもNHKエンタープライズから販売されている。